KMS日記
鳥の巣箱
こんにちは
皆さんは木に小鳥が来るように鳥に巣箱をつけてみたことはありますか?
色々と書いていて少し私のことが分かるかもしれませんが、私が目指す世界は『アーバン&ルーラル』です。
都会は都会の生活を楽しみ、田舎ではできる限りやったことのない興味があるものにもチャレンジしていくというスタンスです。
ただ頭の中のウェートはかなり多めにルーラルです。
田舎での楽しみ方はとにかくチャレンジです!
田舎の方が知らないことが多すぎてそこからの想像が止まりません。
ある時、不意に田舎の山道をドライブしているときに思いました。
ドライブしているときは全く気付かないけど、もし山の中に入っていったらいっぱいの鳥に会えるのかなあと。
それなら試すかと日本全国、営業の傍ら土日が重なるとハイキングやツアーなどに参加しました。
私は自然の野生の動物も好きなので、キツネやタヌキ、鹿やウサギ、など様々な動物に出会えることも楽しいので、それはそれで満足なのですが、しっかりとしたバードウォッチのツアーに参加して、ちゃんとした双眼鏡も携え、図鑑も持ち歩かなければ、鳥は見つけられません。
鳥は見かけはしますが、どこにいるのか見つけるが難しいのです。
鳥は奥深いのです。
そこで、鳥の巣箱を知り合いの家に取り付けることにしました。
そこまではスムーズに考え付いたのですが、鳥の巣箱ってそもそも何?
ということに行きつきました。
私の想像では、自然の野鳥が自分でオリジナリティーあふれる鳥の巣を作る代わりに、上質な木材を使ったとっておきの1DKの部屋を用意してあげる感じです。
自分でも作れるのではないかと最初は思いました。
そこでインターネットで鳥の巣箱と調べると、確かに自分でもなんとか作れそうですし、工作キットのようなものも数多く展開されていて、自分が来てほしい鳥の大きさに合わせて入り口の〇の大きさも選べるようです。
まずそもそもどのような鳥に来てほしいかもわかりませんし、鳥の大きさも知りません。
色々自分なりに調べたのですが、結果として、既製品を購入しました。
ついにその巣箱をもって山に行きます。
皆が色々自分の中の想像を基にリクエストを言います。
『鳥も来てほしいけど、リスとかも見たいなあ』
『リビングからちょうど見える高さに設置してほしいなー』
『子供を育てるところが特に見たいので、鳥箱の外の部分に踊り場のようなものもつけてほしいな』
などなど、皆今の今まで、私が鳥の巣箱をつけようというまで全く鳥なんて気にしたことがなかったのに、急にNHKの自然のドキュメント番組が自分の家の窓から見えるかもしれないと思うと、次々に希望があふれ出るのです。
ただ私も、どちらかというと一人でこそっと眺めて楽しむよりも、せっかくなら皆で鳥が家族を作っていく過程を見ていきたいので、皆のリクエストをできる限り取り入れるようにしました。
まず折角鳥の巣の中が見える様に明けられる巣箱でしたが、それよりも踊り場の方を優先して付けました。これにより開かなくなりました。
次にリビングから見たいという願望にこたえるために、地上180センチくらいのところに何度も何度も確認してリビングからバッチシ見える高さの木に取り付けました。
それから1か月がたちそこの家に行くと、全く鳥は来ていないと言います。
私は近所の何でも得意に自然と付き合いながら生活をしている方に、鳥の巣のことを聴きに行きました。
すると『あー時期が悪いよ。鳥の巣に来る時期は春前だよ。だから秋には来ないよ。』
と門前払い的な回答をたたきつけられました。
そうです。私が付けた時期は秋だったのです。
私はそうですかと家に帰ろうとすると、せっかくなら見に行こうかと言われ、是非ということで、私の巣箱を見に来てもらいました。
すると開口一番、『これじゃあだめだ』と言われました。
どこかですかと聞き返すと、そもそも鳥の巣箱はできる限り高くつけなくてはならず、低いと蛇が入るとのことです。
そうと聞けば、とにかく高いところに付けようということで、一番高い梯子を借りてきて、慣れない高さとバランスで悪戦苦闘しながらもなんとか鳥小屋を高い位置に取り付けることが出きました。
そうすると、春まで待つのが待ちどうしくなり、そして待てなくなり、それならば餌をあげるものも取り付けようということで、エサ台も取り付けました。
そうするとそちらの方がちょくちょく小鳥がえさを求めてくるようになったのです。
ただし、鳥は来るようになったのですが、肝心の鳥の名前が分かりません。
よくよく考えてみれば、鳥の名前を覚えようとしたことが人生でなく、そもそも知らないのでした。
これを機会にということで少しずつ少しずつ図鑑や本を頼りに覚えていくようにしています。
先は本当に長いですが、まずは鳥小屋を取り付けました。
そして鳥の名前も覚え始めています。
新しいことを始めることにこんなに嬉しい思いをすることが新鮮で、今後も様々な情報をお知らせしていきます。
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是非お試しください。
- 2020.09.11
- 11:20
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